マギの聖骨 ジェームズ・ロリンズ

　マギの聖骨　ジェームス・ロリンズ〈竹書房〉

　人体発火という異様な現象が起きたテロ現場。奪われたのは、ある遺骨だった。なぜ遺骨を奪う必要があったのか。そして脈々と続く古の組織が目論む世界支配とは。ヴァチカンからの捜査協力を受けたアメリカは、国防省特殊チームシグマに事件の解明を託した。

マギの聖骨 上 (シグマフォース シリーズ1)

マギの聖骨(下)

　シグマシリーズの第一作。宗教や偉人、毎回様々なテーマに踏み込んでいく。世界的な歴史ミステリーや未解決事件を、科学的なアプローチで調査するのはもちろん。様々な切り口で解き明かしていく。そしてシグマに対抗するテロリストや秘密結社との激闘も目が離せない。鬼気迫るアクションシーンもシリーズの見どころである。巻頭には、事件に対するちょっとした導入があり安心して読み始めることができる。巻末には、ロリンズ自身が、作中での科学技術や宗教・歴史背景について、事実と創作の部分を含めて詳しく解説してくれている。

猿神のロスト・シティ

　猿神のロスト・シティ　地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ　ダグラス・プレストン

　何故、人は歴史に魅せられるのか。考古学の素晴らしさ。生々しさ。清濁両面を体感できる作品。

『あらすじ』

21世紀にこんな冒険がありえるのか！？
襲いかかる毒蛇、ジャガー、不治の熱帯病……
NASAの最新テクノロジー×考古学調査
『ナショナル ジオグラフィック』の発表に世界中が騒然！

中米ホンジュラスに500年前から伝わる「猿神王国」伝説。熱帯雨林の奥地に、謎の古代都市群が存在していたという。過去、数々の探検家が都市の場所を突き止めようとしてきた。だが、ジャングルの脅威と殺人発生率世界一という政情不安に阻まれ、21世紀に至るまで、その一帯は人跡未踏のままだった……
最新テクノロジーを駆使した空中からの探索と、命を賭した密林での探検。はたして、そこにはマヤ文明に匹敵する一大都市が栄えていたのか？なぜ、彼らは忽然と姿を消したのか？
世界中が固唾をのんで見守った一大発見をスリリングに描き出す、考古学アドベンチャー・ノンフィクション。
出典 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817162017.html

猿神のロスト・シティ―地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ

アイス・ハント ジェームズ・ロリンズ

アイス・ハント　ジェームズ・ロリンズ　〈扶桑社ミステリー〉

ICE HUNT James Rollins

　シグマシリーズの作者が贈る、北極海を舞台にしたミステリー！

　人類が未だ容易に踏み込むことができない北極。そこで待ち受ける事件とは.…。

『あらすじ』

北極海を潜行中の米海軍調査潜水艦が、最新鋭ソナーで漂流する氷島の内部に廃棄された基地らしきものを発見した。モニターには多くの人間の死体と、何物かの蠢く影が映り込んでいた。やがて基地に秘められた米ソの恐るべき実験と陰謀の正体が明らかになり、地下に潜む驚くべき生物が目を覚ます。ここに、軍人、民間人、科学者を巻き込む、それぞれの人生と人類の未来をかけた闘いが始った！

出典：https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594067908

アイス・ハント (上) (扶桑社ミステリー)

アイス・ハント (下) (扶桑社ミステリー)