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猿神のロスト・シティ

 猿神のロスト・シティ 地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ ダグラス・プレストン

 何故、人は歴史に魅せられるのか。考古学の素晴らしさ。生々しさ。清濁両面を体感できる作品。

『あらすじ』

21世紀にこんな冒険がありえるのか!?
襲いかかる毒蛇、ジャガー、不治の熱帯病……
NASAの最新テクノロジー×考古学調査
『ナショナル ジオグラフィック』の発表に世界中が騒然!

中米ホンジュラスに500年前から伝わる「猿神王国」伝説。熱帯雨林の奥地に、謎の古代都市群が存在していたという。過去、数々の探検家が都市の場所を突き止めようとしてきた。だが、ジャングルの脅威と殺人発生率世界一という政情不安に阻まれ、21世紀に至るまで、その一帯は人跡未踏のままだった……
最新テクノロジーを駆使した空中からの探索と、命を賭した密林での探検。はたして、そこにはマヤ文明に匹敵する一大都市が栄えていたのか?なぜ、彼らは忽然と姿を消したのか?
世界中が固唾をのんで見守った一大発見をスリリングに描き出す、考古学アドベンチャー・ノンフィクション。
出典 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817162017.html

 

猿神のロスト・シティ―地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ

猿神のロスト・シティ―地上最後の秘境に眠る謎の文明を探せ

《キーワード》

 事実は小説よりも奇なり、思わずそんな表現をしていまうようなノンフィクション。歴史的な発見に至るまでの逸話や調査、そして現地での探検。まさにインディージョーンズような展開に熱くなる一方。考古学を取り巻くリアルな状況。派閥争い。新しい科学技術に対する抵抗。国家の不正や汚職。歴史を伝える上での表現方法。環境問題等々。輝かしい一面と生々しい一面が見事に描かれている。