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地底世界 サブテラニアン

 地底世界 サブテラニアン ジェームズロリンズ 扶桑社

 南極のエレパス山地下に現れた巨大な洞窟網。貴重な遺物や遺跡が発掘される一方、洞窟網はより深さと広がりを増していく。政府主導で極秘裏に結成された少数の専門家によるプロジェクトチームは、地底に潜む数々の神秘と脅威、そして大いなる秘密をまだ知る由もなかった…

  『あらすじ』

一人息子と2人で暮らす考古学者アシュリーのもとに、ブレイクリーなる科学者が訪ねてくる。政府中枢が主導する極秘調査にリーダーとして参加してほしいという。目的を知らされぬまま、報酬に魅力を感じたアシュリーは参加を決意。同じくチームに招集された洞窟探検の専門家ベンジャミンらと調査地である南極へ向かう。途中、アシュリーらは驚くべき事実を知らされる。南極のエレバス山の地下に巨大な洞窟網が走り、その中で人類史を大きく揺るがす遺物が発見されたというのだ。それは......。

出典:http://www.fusosha.co.jp/mysteryblog/2015/12/post-313.html

 

地底世界 サブテラニアン (上) (扶桑社ミステリー)

地底世界 サブテラニアン (上) (扶桑社ミステリー)

 

 

地底世界 サブテラニアン (下) (扶桑社ミステリー)

地底世界 サブテラニアン (下) (扶桑社ミステリー)

 ジェームス・ロリンズのデビュー作。今作も、科学的なアプローチや歴史的要素が散りばめられていて、ページをめくる手が止められないストーリーになっている。考古学者と探検家であるアシュリーとベンジャミンのコンビには、アクションや二人の関係性にハラハラとさせられてしまう!そして、今回もシグマシリーズでは欠かせないキャラクターとなる人物が登場している。どちらを先に読んでいても、思わず「あっ!」と言ってしまうような要素が含まれていて、シリーズのファンにはオススメの作品。